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テューダー朝の香り [ハーブ・アロマテラピー]

「カルタゴの女王ダイドー」の記事を書いている時に、ふと「これは錬金術のレシピでは!?」などと想像力を膨らませて、関連文献を呼んでいると、テューダー朝のエドワード6世の部屋で使用されていた香りのレシピが出てきました。

200px-Edward_VI_Scrots_c1550.jpg

エドワード6世
ウィリアム・スクロッツ画/1550年


ジュニパーとサイプレス・ウッドを焚いて部屋を清めた後、その燠の上に、スプーン12杯の赤いバラのローズ・ウォーターと砂糖6ペンス硬貨分の重さを加えて熱していたそうです。
華やかさの中にもおごそかな雰囲気のただよいそうな香りです[ぴかぴか(新しい)]

ジュニパー
メソポタミア人はもつ薬と共にジュニパーを神に捧げるため香炉で焚いていました。また、古代ギリシャでは死者を火葬する際はジュニパーを使っていました。
浄化の作用が強く、マイナス・エネルギーを追い払うために使われているので、瞑想などにも最適です。

サイプレス
冥界の神プルートに捧げられたとされるオイルです。
ジュニパー同様浄化の効果もありますが、精神面の保護、リフレッシュの作用もあり、強さと知恵を注入してくれます。


エドワード6世

エドワード6世と言えば、マーク・トウェインの「王子と乞食」で有名ですね。


王子と乞食 (岩波文庫 赤 311-2)

王子と乞食 (岩波文庫 赤 311-2)




父親は「ジンジャー」の記事でも少しふれた、ヘンリー8世。
http://tarot-bibouroku.blog.so-net.ne.jp/2010-08-21
母親はアン・ブーリンの侍女だったジェーン・シーモア。

わずか9歳で即位したものの、残念ながら、幼いころから病弱で16歳でこの世を去ってしまいました。
(一説には父ヘンリー8世が梅毒を患っていたため、先天性の梅毒だったとも言われています)

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コメント 6

マイン

「王子と乞食」ってエドワード6世の事なのですか?^^:

最近、旧約聖書の「創世記」を読んでます。
たまたま本屋さんに文庫が「創世記」しか置いてなかったもので。。。

本当は「サムエル記」を読みたいのですが。。。
Tarot-Readerさんのおすすめをアマゾンで注文しなくてはですね^^;☆
by マイン (2010-10-17 09:08) 

Tarot-Reader

マインさん、コメントありがとうございます。

>「王子と乞食」ってエドワード6世の事なのですか?^^:

そこまで意識して読んでないと、サクッと読み飛ばしてしまいますが、16世紀のイングランドを舞台にしたお話で、ヘンリー国王の息子エドワード王子と貧しいトム・キャンティの話ですので(^ ^)


>文庫が「創世記」しか

最近は聖書が文庫になってるんですか?
初めて知りました(^ ^;)
でもあの分厚い聖書を持ち歩くより、その方がいいかも。


「サムエル記」ですか。
ダビデ王の話ですね。聖書ではIとIIに分かれていて、Iが少年時代、IIが王様になってからの話になってます。
文庫も分かれてるのかな…?
by Tarot-Reader (2010-10-17 10:35) 

きゅきゅ

ジュニパーもサイプレスもどちらも解毒や浄化の作用があるので、
部屋や自分を清めるために焚いていたのでしょうか?
確かにおごそかな雰囲気の香りになりますね。

そんな時代から使われていたなんて、
アロマってすごいですね。
by きゅきゅ (2010-10-18 18:01) 

Tarot-Reader

きゅきゅさん、コメントありがとうございます。

イギリスはハーブ大国ですから、当時もジュニパーやサイプレスは比較的入手しやすかったようです。
あと、病弱なエドワード6世のための魔よけの意味もあったのだと思います。

シェークスピア作品にも、セリフの随所に花やハーブが使われています。おそらく当時は舞台装置が少なかったため、こういう香りの描写を巧みに使い、場面を盛り上げていたと思われます。
by Tarot-Reader (2010-10-19 16:42) 

ホワイト

テューダー朝の歴史は現代のイギリスに色々つながってますよね。
ハーブの話とても興味深いです。
僕は今アン・ブーリンについての小説を読んでますが、ヘンリー8世の6人の妻はそれぞれ個性的で、エドワードの『王子と乞食』みたいに、伝説的なエピソードがたくさんありますね。
by ホワイト (2010-10-31 13:50) 

Tarot-Reader

ホワイトさま、コメントありがとうございます。

イギリスでは、古くからハーブが生活の一部になっていますので、切っても切れませんねw
シェイクスピアの作品でも、セリフの中に効果的にハーブが使われていますし。

ヘンリー8世は多才な方だったので、好きになる女性のタイプも一つではなかったのでしょうね。
6人の妻の伝説的なエピソード、興味深いです。
by Tarot-Reader (2010-10-31 21:14) 

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